月刊美術手帖を読む 〜vol.62 2010年 2月〜
今年もしばらくは美術手帖を読むのが続きそうです。。。
美術手帖 2010年 02月号 [雑誌]
特集は現代アーティスト・ファイル1980−2010年
世界の巨匠44人に加え、チャプターごとにおよそ100人のアーティストを
取りあげたボリュームたっぷりのファイル。
トップアーティストとはいえ150人近くもいると知らない作家も沢山いて、
気になる作家を沢山みつけることができました。
知っている作家でも、ジャン=ミッシェル・バスキアがインテリ家庭の生まれで、幼い頃から美術書に
触れていたという話など、驚きの情報が多々ありました。
その他気になったもの
・GEISAI TAIWAN
第1回ゲイサイin台湾のレポート。
金賞を受賞したのが、70歳のおばあちゃん。
それはいいのですが、参加した若いアーティスト達は
その結果に何を思ったのだろう。
・Go Artists Go!
熊澤未来子さん
イラストチックだけど、やり切っていて力強い作品群。
卒業制作から今に至るまでの流れがみられるのが良いです。
・レビュー 五木田智央展
なんだか妙に気になる作家さん。
通り過ぎる事が出来ない魅力があります。
・秋本康流 アートのすすめ
村山槐多をみる。迷いなく突っ走っている感じが
絵からひしひしと伝わってきます。
どうでもいいけど、“かいた”で槐多が変換候補に出ない……
・総評
ざっくりまとめましたが、アーティストファイルがとにかく骨太。
他の記事もなかなか充実していて、読み応えのある号だったと思います。
アーティスト・ファイルで、初めて知って気になった作家さん。